オンライン一括申請用CSVファイル作成機能で生成されるファイルの内容について

本記事では、オンライン一括申請用CSVファイル作成機能によって出力されるファイルの種類や内容、注意点についてご案内します。

0. エクスポートの方法

エクスポートの手順については、以下の記事でご案内しています。

オンライン一括申請用CSVファイル作成機能のご案内

1. エクスポート結果:

[データ管理]>[エクスポート]画面で、エクスポート結果を確認できます。表示されるステータスは次の3種類です。

  • 生成中:処理中です。しばらく時間をおいてから再度アクセスしてください。

  • エラー内容をダウンロード:ファイルの生成に失敗しました。エラー内容を確認し、必要な修正を行ってから再実行してください。

  • ダウンロード:ファイルが正常に生成されました。リンクをクリックしてダウンロードできます。

💡 上記以外の表示があった場合は、ヘルプチャットよりお問い合わせください。
(例:「不明なエラーのためエクスポートに失敗しました」など)

1)エラーが発生した場合(「エラー内容をダウンロード」)

必要情報の未入力などによりCSVファイルの生成に失敗した場合、このステータスが表示されます。
ダウンロードしたファイルを確認し、エラー内容に従って修正を行ってください。

ファイルの構成:

  • A列:学生氏名

  • D列:エラー発生箇所(タブ名・セクション名・項目名などが順に表示されます)

  • E列:エラー内容の詳細

2)エクスポート成功時(「ダウンロード」)

無事、CSVファイルのエクスポートに成功しています。この場合、下記4つのファイルをダウンロードできます。

正常にCSVファイルが出力された場合、以下の4種類のファイル/フォルダをダウンロードできます。
    • 在留申請オンラインシステム用CSVファイル

    • IdPhoto フォルダ(顔写真)

    • Attachment フォルダ(添付書類)

    • converted_item.csv(情報を自動変換した場合の対照表)

それぞれ、下記にてご案内します。

各出力ファイルの内容について

(1) 在留申請オンラインシステム用CSVファイル

  • ファイル名は「YYYYMMDD_...」の形式です。

  • そのまま入管在留オンラインシステムにアップロード可能です。

⚠️ 注意:

一度Excelなどでファイルを開くと、自動補正機能により内容が書き換わる場合があります。アップロード用には、未開封のCSVファイルをご使用ください。

(2) IdPhotoフォルダ

  • 基本情報欄「証明書類アップロード」で提出された顔写真ファイル(JPEG形式)を含みます。

  • ファイル名には学生氏名が含まれており、対応がしやすくなっています。

仕様:

  • ファイル形式:JPEG

  • ファイルサイズ:50KB以下

(3) Attachmentフォルダ

  • 学生ごとに1つのPDFファイルが出力されます。

  • ファイルには以下の内容が含まれます:

📄 補足資料(1ページ目に自動挿入)

以下のような補足情報を自動で記載します:

    • 国籍・地域の補正:たとえば「中国(香港)」は入管システム側で未対応のため、「中国」に自動変換。変換されたことと本来の国籍は補足資料に記載。

    • 文字数制限対応:住所・氏名などが制限を超える場合、自動で超過分を削除。削除内容は補足資料に記載。

    • 外字の処理:アルファベット系の特殊文字は通常文字に変換、漢字は削除されます。本来の情報は補足資料に記載。

    • 経費支弁情報:年収の代わりに預貯金残高が入力されている場合、CSV上は年収欄が0となり、残高は補足資料に記載されます。

📎 学生がアップロードした全書類ファイル書類ファイル

💡 ご注意:

  • ファイル容量は自動で調整されません。10MB以下になるよう、必要に応じて調整をお願いします。

  • 入管に提出しない書類が含まれている場合は、PDF編集ソフト等で事前に削除してください。

(4) converted_item.csv

SpeedVisaに入力された情報と、CSVファイルに記載された内容の差異を一覧化したファイルです。自動補正された内容を確認できます。

記載例:

項目 補正内容
全角指定項目 自動的に全角に変換
文字数制限 上限を超えた文字は自動的にカット
禁止文字 アルファベット:通常文字に変換/漢字:削除